サロン運営における“要”とも言える業務用脱毛機。
しかし、突然の不具合やエラー表示で施術が中断されるリスクは、サロンにとって大きな痛手です。
そんな中、私たちJGB(ジャパングローバルビューティー)では、美容機器の修理に特化したエンジニアの育成に本格的に取り組んでいます。
業務用脱毛機修理エンジニア育成の必要性
現在、美容業界では多くのメーカーがアフターサポートを縮小しており、
「どこに修理を依頼すればいいか分からない」と悩むサロン様が全国に広がっています。
にもかかわらず、美容機器を専門に扱えるエンジニアは全国でもごくわずか。
このギャップを埋めるべく、JGBでは現場感覚を持つ人材の技術育成に注力しているのです。
今回の研修生は、サロンオーナー
今回のエンジニア研修には、現役で脱毛サロンを経営されているオーナー様たちが参加されました。
日々、業務用脱毛機を扱っている“ユーザー”だからこそ、機器の動きには敏感です。
しかし、研修初日から感じたのは――
「機器を“使う”のと“直す”のはまったく別次元」という現実。
細部まで知るからこそ、プロになれる
研修では、ハンドピース内部のクリスタルのクリーニング処理や、
ランプの導線チェック・交換作業など、電圧が関わる繊細な作業にも挑戦していただきました。
これらは、ほんの少しの手順ミスが、
照射パワーの不均等化
ランプの発火事故
基板や電源ユニットの破損
といった重大トラブルにつながるため、慎重かつ正確な処理が不可欠です。
実際にその工程を間近で見て、体験して、
「これは本当に責任の重い仕事だ…」と参加者の表情が引き締まったのが印象的でした。
“内部を知る”ことが、信頼につながる
研修では、ただ修理の手順を教えるだけではありません。
「お客様に伝えるべきこと」をどう表現するか、という“伝え方”の指導にも重きを置いています。
- 「このランプはもう少しで寿命を迎えます」
- 「水冷チューブにわずかな劣化が見られるので、次回の点検での交換がおすすめです」
- 「今回は応急処置ですが、次回メンテナンスで内部洗浄をご検討ください」
こうした説明を、技術的に正確かつ、分かりやすい言葉で伝えられる力が求められるのです。
お客様にとって「修理業者」は“専門用語ばかりで分からない”存在ではなく、
信頼して相談できるパートナーであるべきだからこそ、対話力や想像力もエンジニアには欠かせません。
JGBの使命は「現場を支えるプロを育てること」
私たちが目指すのは、
ただ直すだけでなく、将来のトラブルを予見して防ぐことができるプロ。
実際のサロン訪問時に、
不調の原因の見極め
現在交換できるパーツの提案
数か月後に起こり得る故障リスクの事前説明
など、お客様の立場に立った対応ができるようになるまで、研修を通じて丁寧に教育しています。
サロンを守るのは、“支える側”のプロフェッショナル
業務用脱毛機 修理 業務用美容機器 故障の対応ニーズが高まるいま、
エンジニアの存在価値はますます大きくなっています。
修理だけではなく“安心”を提供すること
技術力とともに“伝える力”も養うこと
現場を理解できる“共感力”を持つこと
JGBはこれからも、美容業界を支える“人”を育てることに注力してまいります。
私たちの育成するエンジニアが、サロンのかかりつけ医のような存在となる未来を目指して――。